ポーカーフェイスと腹黒ミルフィーユ

お腹の中はみんな黒い。表に出すか、出さないか、どう出すか、そんな違いがあるだけですきっと。みんな自分を生きなくてはいけないので。ポーカーフェイスはいけなのでしょうか。心が痛くても、痛みを出そうとしないのは間違いでしょうか。仮面はつけてもいいのでは。仮面をつけていると知っているなら。

笑顔の奥に隠れたドロドロジャムの中に宝石

お腹の中が黒いとするなら、その黒いドロドロの奥は真っ暗ではなく、繊細に光る愛もあるでしょう。

笑顔か、溜め込んだ苦しみか、どちらか一方だけにはなれない。そして表は笑顔、お腹の中は闇しかない、とはっきり分けることもできない。複雑に混ざり合います。

傷ついて、痛くて、歪んで、だけど負けずに、笑顔を向ける自分でありたいと思うから表情を繕う。大丈夫ですよ。気にしないでください。って。弱いから仕方ないのです。

愛想ばかり良い人は、腹黒でしょう。真っ黒でしょう。人はどちらも持っているので、隠したものがあるのなら、それは必ずお腹の中にあります。

では愛想笑いで向けた笑顔が100%嘘かというと、そんなこともないでしょう。お腹の中に愛があるから、笑うのです。

ポーカーフェイスを利用したい。

腹黒いのはわかっている。気を抜いたら自分が飲み込まれてしまいそうになる程こじれてる。

拗ねて諦めてしまうのか。

多少ぎこちなさが残る優しさであっても、それで傷を挟んでしまえば、いつか愛に溶けていくかもしれません。

本物の優しさは、悲しみを含んでいます。