抽象絵画と子供のおもちゃの意外な接点

子供たちが使うおもちゃの中に、シンプルな丸、四角、三角などの形からなる「恩物」といわれるおもちゃがあります。

これはフレーベルが生み出したものです。

フレベールは「幼児教育の祖」「幼児教育の父」とも言われている、幼児教育の基礎を築いた方です。そのフレーベルの思想が芸術分野にまで反映していることを知り驚きました。

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芸術をめぐる人間とAIの戦い

AI(人工知能)の技術が社会の様々な場面に浸透しつつある今。

絵を描いている私が気になったのは、AIがとんでもない絵を描くということが話題。過去の名画を読み込ませて、絵の具の厚みやタッチを分析し、それに習って新たな作品を描いたり・・・できるそう。

もうこの世には存在をしない歴史上に名をのこした芸術家の方々の描き方の特徴をとらえて、AIが新作を描くんです。

過去の芸術家の方々も何十年後の未来で、自分の新作がAIの手で世に生み出されるなんて、想像できたのでしょうか。

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「林檎が赤いわけではない」赤く見える仕組み。

林檎の色って何色?と聞かれたら、多くの方が赤と答えるかと思います。
(緑や青もまじって・・・という芸術的な視点での答え方もあるかもしれませんが今回は赤ということに!)

でも色って、その物体そのものが、その色をしているわけではないそうなのです。 “「林檎が赤いわけではない」赤く見える仕組み。” の続きを読む

華やかな絵と対照的なミュシャ晩年の作品

ミュシャの華やかで繊細な絵。
様々いる画家の中でも、ミュシャの絵が好きな人ってとても多いのではないでしょうか。

ミュシャが活躍されていた当時。
ミュシャの絵は広告として使われていたりしたそう。

広告としてミュシャの絵が使われていたとは、なんておしゃれなんだ!!

と、当時を羨ましく思います。 “華やかな絵と対照的なミュシャ晩年の作品” の続きを読む

繊細な視点から名付けられた和名の色

色には、ひとつひとつ名前が付いています。
世界で付けられている色の名前もありますが、
日本には日本特有の伝統的な美しい色の呼び名があるのです。

「藤色」という名は聞いたことがある方も多いかと思います。
花の名や、自然にまつわるもの、日々の生活から由来しているもの・・・

昔から人々は文化や日々の暮らしの中から、様々な色を見出して
名を付けたのです。 “繊細な視点から名付けられた和名の色” の続きを読む

絵を描くことが面白い理由

絵を描くことは「楽しい」というより

「面白い」という方が、私は近いかもしれません。

消して描くのは楽ではない。でも興味深くて惹かれてしまう。

食事をしたり、運動したり、眠ったり、人と話をしたり。

これらのことは、生きていく上で避けては通れないことで、

必用であり大切なことであるのはわかります。

でも、絵って何で描くのでしょうね。 “絵を描くことが面白い理由” の続きを読む