諦めて得るもの

ここ数年で君はよく笑うようになったよ。

と言われた。

そうかぁ。とくに笑おうとしているわけじゃないけど気付かぬうちに笑っているのなら、昔に比べて楽になったのだろうなと思います。

夢、覚める

欲しかったもの、たどり着きたかった場所、理想、たくさんのことを諦めて、

笑うようになるとは不思議なものです。

どんなにもがいても、どうにもならなくて、必死に掴み取ろうとする私の手から、こぼれ落ちていくもの。

そういうのがたくさんあって、もう笑うしか残ってなかったのかもしれません。

人生で何を手に入れるのか、それは自分がコントロールできるものではない。自分の人生でさえ、人は支配できないんです。

心を売らずに夢が叶ったとしたら、、、もうそれはギフトですよね。自分で手に入れたなんて傲慢です。きっと。

お届けものです

無クシ物ヲシタ人ヘ。オ届ケモノデス。

そしてその不意にやってくるギフトは、実は何度も届いている。