我が家では祖母が作ってくれた梅干しを子供の頃から食べていて、梅干しを買う、ということをほとんどしたことがない家でした。”おばあちゃんの梅干し”は当たり前だったのだけど、祖母も年を取って、もうかつての様に梅を付けたりできなくて。祖母の梅干しもだんだん残り少なくなってきちゃって寂しかったんです。だから自分も祖母がしていた梅干し作りを一度はしてみたいなと思っていて、今年初挑戦です。
なんせ初めてなので、せっかくのふっくらした黄金色の梅ちゃんたちが、上手く梅干しにならなかったらかわいそうだなと、不安もありつつ。でもね、なかなかいい感じに仕上がったのです!!
失敗したらもったいないから、少量で挑戦したのね。そしたら赤じその量の割に梅が少なかったからか、ものすごく鮮やかで美しい赤に染まってくれました。
実も柔らかくできたし大満足。おばあちゃんの梅干しと同じ味がする!!感動です。
梅干しね、めっちゃ手間かかるんだね!
工程の1つひとつは思っていたよりも簡単だったことは意外でした。でも手間がね。
昔の人はすごいよね。梅干しづくりだけでこんな手間かかるのに、それを炊事洗濯など日々の家の合間にやって。今の様に便利な機械もないわけで。
梅干し、初めて作る場合お塩を多めの配分でやると失敗が少ないみたいですよ。
梅は、梅雨明けに干すって聞いてたんだけれど、今年は梅雨がめっちゃ長かったから、ずっと梅酢につけたまま放置してるのが心配だった。まだ干さなくていいのかな、痛まないのかな~っと。
結局7月中はお天気ぐずぐずで、結局8月入ってすぐに干しました。日光に当てられない場合は風に当てることが大事、とか、3日干すと言われているけど、その間曇りが多ければ少し延長しても良し、とか、ネット調べると皆さん色々なことを教えてくれるのでありがたいです。
梅ってその年によっても、作り手によっても味が違うというのも聞いたことがあります。これは、来年もやりますかね。手間かかるけど、違いを知ってみたい気もする。