これからはもっと良くなるわよね

ブログカテゴリー、「長いつぶやき」は私のぼやきを綴ります。主に心理や精神、人の内面について。他カテゴリーより私の思想が色濃く出てしまうかも。

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祖母の体へのダメージが著しく、最近よく病院にお見舞いに行くんです。

ほんの一週間合わなかっただけなのに、その間に輸血やら検査やらが続き、すっかり顔が変わってしまっていた。

丸顔で頭の回転が速く、いつも冗談を連発して笑う祖母。でもその日らうつむいて一点をみつめたまま、恐ろしいものと向き合っているような表情をしてました。

おばあちゃんは最近のことを覚えるのが苦手なので、昔の話を繰り返ししゃべって懐かしいねーっていう会話をするのですが、終戦記念が近かったこともあり、この間は戦争の話になりました。

でね、おばあちゃんが言うんです。

「当時はね、もう大変だったわよね。でもね、これからの時代はきっと、だんだんよくなるからね。」って。

なんかねー、色んな意味が含まれてる感じがして切なくなっちゃった。

苦しい時代を生き抜いて、今衰えてゆく体でなんとか日々を送っている祖母が、「きっとよくなる」と弱弱しい声で自らに語り掛けているようにも感じたし、

良い時代になったけど、まだまだ救われていない課題がたくさんあるということを、語っているようにも思えました。

お国の為に命を捨てられなくて申し訳ありませんでした、なんて若い人たちが言わなくてはならない時代。そういう洗脳みたいな歪みが当たり前であり、正しさであるとされていた時代のすぐ後に私たちは生きているんですよね。

個人が尊重されることを皆が訴えられる時代になってきている。でもね、まだまだ悲しい歪みはこびり付いているわけで。

おばあちゃんが言った。

「今度はえりちゃんたちが花よ」って。

次の時代をあなたたちが生きるのよって、私はそんな意味に捉えました。

私はこの時代を、わずかにでも良い時代へと創造することはできるのでしょうか。自分の中に渦巻く感情さえ対峙できないで必死だというのに。

でもね、あきらめて全てを放棄したら無意味になるだけだからね。希望を持って今日を精一杯に過ごしたいと思います。

病院のベットで何もできずにいるおばあちゃん。それでも尚、孫である私に学びを与えてくれるのでした。