感覚的にやっていることを言葉に書き起こす難しさ

お絵かき講座を作るに当たって、痛感したことがあります。

絵描き方を説明するわけだから、自分が普段どうやって描いているのか観察するところから始まったのですが・・・

これが難しい。

描き方を忘れた

今となってはもうわからないんです、どうやって描いているのか。イラストレーターさんや絵を描いていらっしゃる方の中でも、自分がどう描いているかわからないって場合は意外と多いと思うんです!なんかね、言葉にできなくて。多分1つ1つ勉強したばかりのときは、もっとちゃんと言葉として技術をインプットしたんだと思うんです。

でももう今は、いちいちそういった1つ1つの技法を意識して使っているわけじゃなくて上手い具合に自分の中で組み合わせて絵を描いているんだと思います。

だから、どうやって描くのかについて説明しようとしたとき、正直なことを言うのなら「勘」の一言で終わってしまう。

感覚でやっているものを言葉にするってすごく難しいんだなーって思いました。

感覚の説明

「恋ってどんな?」と聞かれて

「胸の中がチクチクしたり、楽しい感じがしたり、しめつけられたり・・・」と答えているかのような。

めっちゃアバウトな説明になっちゃうんです。

今度言葉を駆使して説明しようとすると、非常に難解な文章になりやすかったりして。

だから、まずは感覚を自分で把握して、その後に言葉として分解していくでしょ、でそこからさらにわかりやすく伝えられるように、まとめていく。という結構ハードな作業。

だけどやっぱり楽しく伝えたい

子供の頃から、絵の描き方とか本探して読んできたけど、すごく難しかった記憶があるんです。

専門用語がいっぱい出てきて、でも絵が好きだったから何とかして解読しようとして。

だから講座をつくるなら、ラフな感じで作りたかった。おしゃべりしてるみたいな軽い気持ちで読めるように。絵を学ぶことが辛い事になってほしくないんです。

今日も講座にダウンロードできる素材を追加したり、内容をもっとわかりやすく編集したりしていました。

やっぱり遊び心が大事だよね。楽しく描くのが一番です。