簡単なイラストの描き方
~植物(花の形)編~
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花のイラストを描いてみましょう!
花にも様々な種類がありますよね。
チューリップ、バラ、マーガレット等々、
花の種類によってその見た目は
全く異なります。
また、イラストの面白い点は、
例えば同じチューリップを描くにも
いくつもの描き方があるということ。
さらには、実際には無い
架空の花を描いて楽しむのもありです。
自分で描きたい花を作ってしまいましょう!
シンプルな線で描けるものばかりなので
ぜひ参考にしてみてくださいね。
ではご紹介していきます!
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まずは簡単な形の花から
見ていきますね。
花にも色々な形があります。
でも、花の多くは
ざっくり言うと
2つのパーツから出来ています。
中央にある
おしべ・めしべ
そして
花びら
の2つです。
こちらは
マーガレット
を意識して
描いてみたイラストです。
マーガレットの場合、
おしべ・めしべの中央部分は
丸く、
花びらは
細長い花びらが
たくさん並びます。
こちらは桜。
桜の中央は
オタマジャクシのような
細い線を数本。
花びらは
先が割れた形で5枚。
このようにして
花を中央のおしべ・めしべ
そして花びらに分けて観察すると
どのような形で描けばいいのかが
見えやすくなります。
これは
架空のお花を描くときにも
応用できます。
中央は
シンプルに丸い形。
花びらは
ハート形にしてみました。
こちらは中央は花形。
花びらは
少し先が尖った形です。
また、
花びらの枚数を増やしたり、
減らしたりする事で
更に印象を変えられるので
色々試してみると面白いですよ。
こちらは再び中央は
シンプルな丸。
花びらは
3つの弧を描いた
フリルのような形です。
花びらの色だけでなく、
おしべ・めしべとなる中央部分の色も
黄緑やピンク色に
変えて楽しんでください。
おしべ・めしべというと
黄色とかオレンジ色を
連想するかもしれませんが、
好きな色で描いても
面白いですよね!
さて、ここまでは
中央の形と、花びらの形から
花を構成して描いてみましたが、
もうちょっと複雑な形にも
挑戦していきましょう。
こちらはですね、
スミレです。
花びらの形が独特なのです。
先程描いた
桜やマーガレットは
1枚1枚の花弁が
全部同じ形だったのですが
このスミレは
異なります。
こんな感じの花びらです。
そして中央は
三角。
お次はこちら。
ある、
1つのお花をイメージして
シンプルなイラストにしてみたのですが
なんの花か
わかりますか??
こちらのイラストは、
全て
バラをイメージして
描いたものです。
バラは、何重にも
花びらが重なり合うようにして
咲きます。
その特徴を捉えて
色々な描き方をしてみました。
色もちゃんと塗って
葉っぱも添えると
こんな感じ。
とても
リアルとは言えないイラストですが
リアルなだけが絵ではありません!
模様みたいで
なかなかかわいいと思います。
重なり合う花びらを
まあるい花びらや、
三角の花びらにアレンジしたり、
本来なら繋がっている花びらを
1枚1枚離して描いてみたり。
アレンジで随分と雰囲気が変わります。
こちらはチューリップ。
さきほどのバラと同じように、
いろいろな捉え方をして
何パターンか描いてみたもの。
こうして花ひとつにしても
色々な角度から観察すると
表現の仕方が1つではないということに
気が付きます。
しかも、どれも
丸とか三角とか
波線とか、
単純な線で描いているので、
挑戦しやすいと思います。
そんな
単純な線だけで描いた
簡単なイラストでも
並べて描けば
なかなか素敵な絵に
なったり。
花と同じ様に、
葉っぱも観察して
アレンジしたり、
色んな描き方で楽しめます。
マーカーやボールペンなど
特別な画材がなくても
とっても楽しく描けるので
ぜひチャレンジしてみてくださいね。
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