空を描く バランスの良い雲の配置

空を描く

<雲の位置>

 

空を描くときに

雲ををどのあたりに描けばいいのか

配置に悩むことってありませんか?

空のどのあたりに雲を描きこめばいいのか、

ちょっとしたポイントをお教えしたいと思います。

 

 

空を見ると、雲って形も、並び方も全然日によって違います。

見るたびに色んな表情を見せてくれるのが魅力のひとつでもあるわけですが、絵に描くとなると意外と難しい。

もくもくと雲が浮いている空のイラスト。

誰でもかけちゃうんじゃない?と思いきや、なかなかうまくバランスが取れなかったりします。

実際に空を見ても、良く見れば見る程、真似をしてどう絵に描けばいいのかわからなくなることも。

雲って複雑な形をしてますし、不規則に並んで浮かんでいるだけに、どう捉えて描けばいいのか迷ってしまします。

 

空の中に雲を描いていくとき、

あるポイントを1つ

押さえておくだけでも、

バランスよく描けるようになります。

 

その方法がこちらです!

 

このようにして、

「w」の字のように

ジグザグ

雲を配置していくのです。

 

綺麗に整ったジグザグよりも

不揃いのジグザグの方が良いです。

 

あまり綺麗に

左右に分けてしまうよりも、

一辺の長さが

バラバラのほうが

バランスよく

雲を配置することができます。

 

あとは、たまに

間に小さな雲を入れて

大きさを少し変えると、

より奥行きのある

イラストになりますよ。

 

かなり単純なイラストで

説明してしまったので、

もう少しきちんと描くと

こんな感じになります。

 

これも

ジグザグに雲を

配置しています。

 

 

応用編

真下へ向かって、ではなく

斜めジグザグと雲を配置すると、

すうっと遠くへ連なっているような

奥行きのある空を

描くことができます。

 

あと、ひとつポイントとしては、

 

ジグザグの始まり部分に描く雲は大きく、

斜め下へ向かうにつれて

小さな雲を描くようにすると良いです。

いかがでしょう。

斜めにジグザグですよ~

段々と小さな雲にしていくことによって、

左下に向かうほどに

雲が遠くなっているように

見せることができます。

 

おまけ その他の雲

雲って

実際は色んな並び方、

配置で空に浮かんでます。

 

自然現象で

蒸気が空を

ふわふわ漂っているわけなので、

実際にはその配置に

決まりがあるわけではありませんよね。

(季節的に、「鱗雲」「入道雲」など特徴はありますが)

 

せっかくなので、

ジグザグ以外の雲も描いてみました。

 

こんな風に

横並びにしてみたり・・・

ちなみに

こちらは遠くに見える山の上空に、

浮かんでいる雲のイメージ。

 

次は

黒っぽい雨降らせそうな雲の手前に、

白くて明るい雲が浮いている感じ・・・

 

 

実際には色々な形や並び方がありますが、

簡単に空を描きたいなと思ったときには

ぜひジグザグを意識してみて下さい。

 

今回は雲、ということで説明をしましたが、ジグザグの配置は他のイラストにも応用できます。構図や配置には、色々な並べ方があるのですが、画面全体にバランスよくイラストを配置したいときには、ジグザグを意識してみるのもひとつの手です。ジグザグと画面の間を埋める様な感覚で描くとバランスが取りやすいですよ

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