現実にはありえない!不思議な構図

現実にはありえない!

不思議なイラスト

ウマレアトリエのイラスト

絵は目に見えたままを

そのまま描かなければいけない!という

決まりはありません。

今回は

現実にはありえない、

ちょっと不思議な

絵の描き方について

ご紹介しようと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回ご紹介する描き方は

トリックアートのジャンルにも

含まれるかもしれません。

 

不思議な絵にも色々な種類がありますが、

今回は

現実には存在しない構図

のイラストを

描いてみたいと思います!

 

現実には存在しない構図というのは

例えば・・・

階段って、

上の階と下の階をつなぐ物ですよね。

 

でもそれを少しアレンジして

あえて

ありえない場所へと

階段を繋げたりします。

 

少し不思議な絵の描き方です。

 

凝ったものではないので、

真似しやすいかと思います。

 

先程も少し書きましたが不思議な絵にも、いろいろ種類があります。

トリックアートで有名なのは平面に描かれている絵なのに、写真に撮るとまるで実物がそこにあるかの様に立体的に見えてくるというアート。

影の入れ方などを工夫して立体的に浮き出ているように描いたりします。

あとは見方によっては異なる2種類の絵柄が浮かび上がってくるものもあります。(果物だと思ったら、人の顔だったり、若い女の人だと思ったら、老婆が隠れていたり)

さて、ではまずはこちらのイラスト。

1階と、2階、そして間に

4本の柱が立っている

というイメージです。

 

ここにまずは普通に

「ハシゴ」を描き入れてみたいと

思います。

2階と1階をつなぐ

ハシゴです。

 

ではこのイラストを

ほんの少し

いじってみます。

いかがでしょうか。

2階から降りたハシゴが

ありえない場所へと

繋がっています。

空間が

ねじれてしまったような

不思議な構図になりました。

赤い部分を

あえて描かないようにすることで

変な構図にしています。

 

もう少し詳しく説明すると・・・

 

ハシゴが

2階の一番手前側の面から

出ている場合、

普通であれば

同じく1階の手前側の面

と繋がります。

 

でも、あえてそこを崩して

1階の違う面と

繋げているんです。

このようにして、

本来は手前にくるはずのものを

あえて奥に描いたりすることで、

不思議な絵が完成します。

遠近法や構図の正しい取り方を逆手にとって描くんです。

(遠近法:遠くにあるものは小さく、手前にあるものは大きく描くことで奥行きがあるように見せる方法。)

 

ではもうひとつ

先程より

少し複雑なイラストで

試してみますね。

こんなイラストを描いてみました。

(謎なイラストですが気になさらずに・・・)

 

階段の上の階にいる棒人間

下の階に水を流している絵。

 

下の階に空いているをめがけて

水をこぼしている感じ。

 

また、

黄色い壁には

出入口が開いていて、

2つの出入口を

リボンが通っています。

 

このイラストを

少しアレンジしてしまいましょう。

ちょっと可笑しな構図になったの

わかりますか?

穴を目がけて流した水が、

なぜか穴の手前に流れていたり、

リボンの通り道も、

おかしなことになっています。

before

after

ぱっと見、普通ですが

よくよく見てみると、

あれ???

と気づくはず。

 

これも先ほどのハシゴの絵と同様、

手前に書くはずの線をあえて奥に描いたりすることで

崩れた構図にしています。

 

絵の中にいたずらを仕掛けるみたいで

自由で楽しいですよ♪

 

ぜひぜひ挑戦して遊んでみて下さい。

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今回のように

ちょっと構図を

崩してみるだけで

不思議な絵を描けます。

作品に上手に取り入れたら

面白い絵が

描けるかもしれません!

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