影の描き方<アレンジ編>

影の描き方<アレンジ編>

の描き方も

色んなアレンジをすることができます!

影の描き方をかえるだけでも、

絵の印象はグッと変わるのです。

 

林檎のイラストで試してみますね。

こちらの林檎のイラストを基本にして

色んな影の入れ方を

ご紹介していきます!

 

●林檎に影を入れる

まずはシンプルに

を使って影を入れたいと

思います。

ごくごく一般的な影の入れ方です。

 

影を描く場所は3か所。

 

ひとつは

果実の部分の斜め下。

 

2か所目は、

林檎の枝が出ている

くぼんだ部分

 

か所目は

林檎の葉っぱの付け根

黒を入れます。

 

林檎の右上に試し塗りしてある

を使って影を描きました。

 

濃く、くっきりと塗るのではなく

林檎中央に向かうにつれて

薄くなるように塗っています。

 

これはごくごく

普通な影の入れ方。

●影をくっきり描いてみる

では、同じを使って

今度はくっきり

濃く影を入れてみます。

 

ぼんやりと薄く入れるのと、

くっきりと濃く入れるのでは

全然違う印象の絵に

なるんです。

 

 

こちらが影をくっきり描いたもの。

同じ黒い色を使っています。

影を入れている部分も

先程と同じ3か所。

2つ並べて比べると

その違いが良くわかるかと思います。

全然印象が

違いますよね。

 

●影の~~を変えるだけでおしゃれな絵になる!

影の描き方でお勧めなのが、

影の色を変えてしまう方法。

個人的に気に入っている方法で、

特に青など寒色系を使うのはぜひお勧めしたいです。

影を青で描くだけですごくおしゃれに見えます。

 

では早速、を使って

影を入れてみたいと思います。

先程同様、右上の

試し塗りの青を使って

描いています。

 

影を入れた部分も

同じく3か所。

 

どうでしょうか。

 

黒を使ったときと

かなり雰囲気変わりますよね。

更に今回、

林檎そのものに

影を付けるだけでなく、

 

もう一か所だけ

影を入れる場所を

増やしてみたいと思います。

●地面に影を入れる

新たに影を追加する場所は、

林檎が置かれている、地面です。

こんな感じです。

なんとなく

林檎の存在感が増したような

気がしますよね!

ちなみに・・・なぜ青い色が影にお勧めなのか

気になる方は1をお読みください。

読まなくていいよーという方は飛ばしちゃいましょう。

●●●●●●●●●●●●

1 なぜ青い色が影にお勧めなのかお話します。

色って光がある場所では鮮やかに見えます。赤とかオレンジとか青も黄色も緑も、くっきりキラキラ、くすみの無い色に見えます。

ところが暗い場所では鮮やかさが減り、ちょっと重たいような、くすんだ、冷たい感じの色に見えるんです。

晴れの日は、目に映る色もキラキラとまぶしく鮮やかですよね。

一方曇りの日や、夜は、ぼんやり、ちょっと青ざめた感じに、目に映ります。

夜の景色や、暗い部屋の色のイメージというと、黒とか、グレーとか、青とかそういったクールな色を思い浮かべるかと思います。

影も同じで、光が当たっていない部分です。

なので、鮮明な赤とか黄色とか、鮮やできらきらした色よりも、青や緑など、ちょっと冷たい感じの色が合うのです。1は以上です。

●●●●●●●●●●●●

●もう少しアレンジ

さて、林檎の絵。

先程の青い色の影を使った

イラストに

ちょっと変化を加えて

楽しんでみたいと思います。

 

先程、新たに加えた地面の影は

青で描きました。

 

今度は

地面の影だけを

にしてみたいと思います。

 

また雰囲気が少し

変わりました。

では

最後にもう1つ

別のパターンを試してみましょう。

 

今度は

赤、緑、茶色、

の少し濃い色を影に使ってみます。

●林檎に使った色を暗くした色で影を描く

 

赤い林檎の影には、濃い赤

緑の葉っぱの影には、濃い緑

茶色のの影には、濃い茶色

を使って、影を描きますね。

ナチュラルな印象です。

ちなみに

地面の影も、赤で描いてみました。

おさらい

★影をぼんやり描くかくっきり描くかの違いで絵の印象も変わる

★青などの寒色系で影を描くとおしゃれに見える

★影は林檎だけでなく、林檎が置かれた地面にも描き込むと林檎の存在感が増す

 

みなさまにも影の塗り方を色々挑戦して楽しんでいただけるように、塗り絵感覚でできる下絵をご用意しました。

ダウンロードできるので、ダウンロード後にプリントアウトして繰り返し遊んでみてください。

ダウンロー詳細はこちら

絵は、見たままじゃなくていいのです。

現実には

あり得ない色を使っても

全然いいのです。

描きたいように、

面白いように、

楽しめるように、

好きなように描いていいのです。

色んな影の入れ方をご紹介しました。

でも、もっともっと

いろんな面白い描き方が

まだまだまだまだ!あると思います。

色々試してみて下さいね。

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